佐藤錦(さとうにしき) 1912年に「ナポレオン」と「黄玉」が交雑して生まれたと考えられる日本生まれの品種です。6月中旬から下旬にかけて熟します。形は短心臓形で大きさは中くらい、果皮の色は黄色地に鮮やかな紅色で「赤いルビー」と呼ばれています。果肉は乳白色で、果肉、果汁ともに多くて甘みと酸味の調和がすばらしく、品質は国内最高級です。1990年頃から「ナポレオン」をしのいで生産量も1位となり、今では名実ともに日本のさくらんぼの代表品種となっています。名前は育成者の佐藤栄助氏にちなんだものです。
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